「自分語り」する人の対処法 〜全部まともに聞く必要、ありますか?〜

あなたの周りにもいませんか?

 

聞いてもいないのに、自分の過去の武勇伝や自慢話を延々と語る人。会話の流れなんて関係なしに、自分の話をどんどん押し込んでくる。正直、こっちは「今、それ聞きたいわけじゃないんだけど…」と思いながら、適当に相槌を打つしかない。

 

こういう 「自分語りが止まらない人」 の理由は、主に3つあります。

 

その1:自信がない or マウントを取りたい

彼らは、結局のところ 「認めてほしい」「すごいと思われたい」 だけなんです。だから、過去の成功話や「昔はモテた」なんて話を繰り返す。こっちがリアクションをすればするほど調子に乗るので、真剣に受け止めるだけ損。

 

その2:沈黙が耐えられない

ただただ、空気が耐えられないだけのパターン。「会話を盛り上げよう」と思っているのかもしれませんが、「あなたの個人的な話は、盛り上げにはなってません!」 と言いたくなることも。

 

その3:仲良くなりたいと思っている

本人は悪気なく、「まずは自分のことを知ってもらおう!」と意気込んでいる可能性も。ただ、その方向性が間違っていることに気づいていない。

 

それでは、こういう人は どのように対処すればいいのでしょうか?

 

「自分の話を聞いてくれる人」を求めているだけ なので、こちらが真剣に聞く必要はありません。むしろ、「いかにうまく聞き流すか」を考えた方がいいのです。

 

例えば、適当に相槌を打ちながら、スマホをいじる、他の話題にすり替える、別の人に話を振る——。このあたりの技術を磨くと、かなり楽になります。

 

でも、もしその人が「今後も付き合っていきたい大切な人」なら、話は別です。ずっと聞き役になっていると、あなたの負担がどんどん大きくなる。だからこそ、時には 「話が長いよ!」「聞いてる方はしんどい!」 とバシッと伝えることも大事なのです。言いづらいかもしれませんが、「言わなきゃ一生続く」 と思えば、はっきり言った方がいいですよね。言われて怒るようなら、その人はあなたのことを本当に大切に思ってはいません。

 

「自分語りが激しい人」と仕事をする場合は、こちらが会話の主導権を握ることが最優先です。相手に話させると、本題にたどり着くまでに時間がかかるし、結局何も決まらないこともあります。なので、「それより、この件どうします?」と、話の軌道修正を積極的にしていきましょう。

 

「自分語り」をする人に、あなたの貴重な時間を奪われる必要はありません。聞く価値がある話なら別ですが、ただの「承認欲求」や「マウント」なら、適当に流せばOKです。そして、大切な人であれば、ちゃんと「それ、長すぎるよ!」と伝えることも愛情の一つ。あなたの時間は、もっと価値のあることに使ってください。