「なんでこの人と結婚しちゃったんだろう?」
ふとした瞬間、心のどこかでそうつぶやいたこと、ありませんか?
食卓を囲んでいても、会話は天気の話かテレビの感想。気づけば、目の前にいるのは“ただの同居人”。
だけど、ちょっと待ってください!
当時の自分を思い出してみてほしいんです。
お見合いでも恋愛でも、結婚する時って、気持ちは結構盛り上がってたはず。
相手の無口さが「落ち着いていて頼りがいがある」と映り、口下手なところを「誠実そう」と思って、むしろ好感を持ってたんじゃないでしょうか?
人は、自分にないものを持っている相手に惹かれるものです。真逆のタイプに心が動くのは、ある意味自然なこと。でも、違いに惹かれて結ばれた二人が、生活を共にすると、その“違い”がいちいちイラつきの種になるんです。
「面白みがない」「話が通じない」「何を考えているかわからない」
それ、結婚前は「落ち着いてる」「ぶれない」「ミステリアス」だったやつですよ。
つまり、あばたはやっぱりエクボじゃなかった。
でもそれって、幻滅ではなく、現実を見たってこと。
そこからが本当の夫婦関係のスタートなんです。
結婚って、「気が合う」からうまくいくものではありません。
「この人と一緒にやっていこう」と、どれだけ思い出せるかにかかってる。
もし今、相手にイライラして仕方ないなら、あえてあの時の自分を振り返ってください。
「なぜ私はこの人と結婚したのか?」と。
初心、思い出してみましょう!