「あの人、いつも人の悪口ばっかり言ってるのに、なんだか元気そう」
そんなふうに感じたこと、ありませんか?
でも、安心してください。それ、本物の元気ではありません。
悪口を言う人って、一見イキイキして見えることがありますよね。
なぜなら彼ら(あるいは彼女ら)は、「悪口を言える相手や環境がある」こと自体に満足しているんです。つまり、「聞いてくれる人がいる私って幸せ!」と錯覚してる。
でも、それって本当に幸せでしょうか?
悪口は、心の中に溜まった鬱憤を他人にぶつける行為です。
つまり、彼らは心のゴミ箱を外に投げつけてるだけ。
だから、一瞬スッキリしたような顔になる。
でも、その爽快な気分は一時期的なもので、根本的な問題は、何も解決していない。
そして、悪口の習慣は中毒性があります。
文句を言えば気持ちが晴れる → でもまた鬱憤が溜まる → また悪口。
この無限ループ。
こういう人って、世の中の「イヤなところ」「ムカつく人」「気に食わない出来事」しか目に入らないようになっていきます。
ますますイライラして、また誰かの悪口。
これ、まさに感情の負のスパイラル。
でも世の中には、同じようにストレスを感じても、運動したり、趣味に没頭したり、誰かに優しくしたりして、前向きに発散している人もたくさんいます。
この差って何だと思いますか?
それは「どちらを選ぶか」の違いだけなんです。
あなたは、悪口でストレス発散する人と、ポジティブに気持ちを切り替える人、どちらのグループに入りたいですか?
正直、人の悪口でしかエネルギー補給できないって、かなりカッコ悪いし、そんな人、よく見たら“本当に疲れてる顔”してます。
一時的に元気そうに見えても、その内側には毒が回っていることは、わかる人にはわかると思います。
人の悪口を言ってスッキリするのではなく、
「なんで自分がそれにイラッとしたのか」を見つめて、
そこから何かを学べた時、
あなたの心はもっと自由になっていきます。